Shangri-La 理想郷という名の展覧会に参加しています
現在、中国上海市にてS-VA-HAの展覧会「Shangri-La」を開催中です。撮影:AKI SAITO 撮影:AKI SAITO 撮影:AKI SAITO 撮影:AKI SAITO 撮影:AKI SAITO 撮影:AKI SAITO
6年目にして初海外となるワークショップ、海外で実現できたこと、上海の方達の肌の美しさに感動しました。 三十三間堂プロジェクト参加者はこれで1580名です。
展覧会会期は12月18日まで。
【開催概要】 展覧会名 S-VA-HA「 Shangri-la」 会 期 2016 年12 月2 日[金]〜 12 月18 日[日] 会 場 MoCA パビリオン(MoCA 上海サテライトギャラリー/中国上海市黄浦区南京西路231号人民公園7号門内) 開館時間 10:00-21:00 観 覧 料 無料 主 催 MoCA 上海 協 力 MoCA 上海、国際交流基金北京事務局、Dragon Fine Arts 後 援 MoCA 上海 展覧会URL : http://www.mocashanghai.org/en/Present.aspx
会場:am art space
1週間の滞在中、展示作業やイベントの合間、上海の街を散策できたのも良い経験でした。 街並み、ザ・観光地 豫園も凄かったけど、古い建物をリノベーションしてギャラリーが集まっているM50、元食肉処理場の1933老場坊、田子坊、新天地エリアを見に行けたし、夜のネオンもかっこよくて、とても大好きな街になりました。 また、上海に暮らしている友人やそのお子さんと遊べたこと、上海のカラオケに行ったのにRedioheadを中国人×日本人で熱唱したこと、とても良い思い出で、経験です。また遊びに行きたい。 カラオケでなぜか上海歌うのも忘れたし。
S-VA-HAのセンター(?)として、菩薩として踊り始めて早4年。。なぜか上海!
大好きな陽水さんのタイトルがリアルに言えて嬉しい日々を過ごしています。そんな展覧会もあと3日で終了となります。
そのままもそっとおいでいただいていただきたいし、友達もさそ、さ、さそって欲しい展覧会になっています。
今回はS-VA-HAのメンバーとしての作品は、リストを提出したところ中国の政府から展示の許可ができず、当初ビデオ作品がメインで投影される予定でしたが、福島の海岸で撮影された写真作品がメインとなりお厨子に入りました。ちなみにお厨子はマスキングテープでできてます。
会場には、何も写ってないモニターと大きく引き伸ばされたS-VA-HAの写真が展示してあります。
日本と違い、表現つまり芸術が社会の中でえている市民権の強さみたいなものを感じました。担当キュレーターの王慰慰さんには今回の展示で映像作品が許可が降りなかった事に対して、それだけS-VA-HAの仏教的な内容が観た人々に、中国政府には懸念材料になるくらい影響を及ぼす力があると判断されたからだと思うよと言ってくれたとのことでした。
大学生の時に絵を盗まれた時、先生から「名誉だと思いなさい」と言われたことを思い出しました。
また、たくさんの方が全く知らない日本人グループのオープニングに来てくれたことにも、芸術に対する意識が高いのだなと感じました。
この「Shangri-La」というタイトルは、理想郷。生き物が追い求めているものです。
今回の展覧会は、災害被災跡地、戦争跡地など、過去の悲しみを対象にした観光「ダークツーリズム」がテーマとなりました。
S-VA-HAは3.11東日本大震災を受けて「鎮魂」がテーマにスタートしたグループです。
許可が下りず、展示できなかった作品もあるけれど、
福島のあの海岸で三回忌をテーマに撮影した写真作品が大きく展示されている空間は、その意味を強く表していると思います。
展示の機会を与えてくれた、上海のアーティストLu-yang、キュレーターの王慰慰さん、MoCA上海のみなさま並びに上海の皆様、S-VA-HAメンバー、本当に有難うございます。
私は美術作家として、歴史を保存したいという気持ちがとても強く、人々の歴史が見えるもの見つけた時とても制作意欲がわきます。
今回、初めて絵画作品の他に立体の作品を展示しました。
昨年、千葉の某所で見つけた「廃仏毀釈」の痕跡をモチーフにした作品です。
会期中には三十三間堂プロジェクトのワークショップも開催させてもらいました。
オープニングが終わった後、会場を移動して、上海のビデオアーティストLu-yangとのコラボレーションパフォーマンスを行いました。
実は、今回の展示でメインとなるはずだったのはLu-yangとのコラボ作品だったのですが、パフォーマンスとVJと言う形で実現しました。
男性ポールダンサーの飛天。かっこよかった。(と思う。※見れてないから)
いくつか、S-VA-HAへインタビューをしていただいて、展覧会に対するレビューを書いてもらったリンク貼ります。
設営風景も写ってます(Lu-yangが撮ってくれてた!)
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by teta_bouddha
| 2016-12-15 22:43
| exhibition & more
S-VA-HA展覧会in上海「Shangri-la」のお知らせ
S-VA-HA展覧会in上海
Shangri-la 「シャングリラ/shangri-la」は、現代において〈東洋におけるある種の理想郷の代名詞〉として認知されている。それが転じてアジア圏のリゾートホテルの名前或いはPOPS のタイトルやテーマとして広く用いられている。1922 年から1949 年の間、米国の探検家、博物学者ジョセフ・フランシス・チャールズ・ロックは中国南部の植物と文化の研究の為、雲南省、四川省、南西甘粛省および東部チベットで過ごした。
この地域を探検し調査した内容を「ナショナル・ジオグラフィック」紙に寄稿し、それをインスピレーションソースに英国の小説家ジェームス・ヒルトンが1933 年に書いたのが小説『失われた地平線』である。
この小説に登場する僧院の名前から「シャングリラ/Shangri-la」は〈東洋におけるある種の理想郷の代名詞〉を意味する言葉として世界で用いられる様になった。小説中の僧院「シャングリラ」では長寿の僧侶や住人たちが西欧の思想、文学、新聞、雑誌を兼ね備えた図書館で研究している。
あるいは僧侶や住人たちはシャングリラの音楽室でショパンなどの西欧の古典音楽をピアノやハープで奏でる。またアメリカ製のバスタブ、欧米式のセントラルヒーティングシステムが備えられている。そして中国製の工芸品が調度品として飾られている。言い換えれば “東洋の秘境としてのヒマラヤ山脈にある小ヨーロッパ的なリゾート地”として小説中の「シャングリラ/Shangri-la」は描かれている。
一方、「シャングリラ/Shangri-la」には東洋の理想郷、リゾート地的なイメージに対し、「ダークツーリズム」という概念がある。
例えばドイツのアウシュビッツ収容所跡、ウクライナのチェリノブイリ原発跡地、ニューヨークのグラウンドゼロ、あるいはさまざまな震災の資料館など、歴史の中で我々人類が体験した負の痕跡を巡り、同じ歴史的過ちや災害の記憶を風化させない様に、失われた命と向かい合う為の観光の事を言う。
仏教現代美術グループS-VA-HA は2012 年の結成以来、2012 年と2013 年には〈2011 年に起きた東日本大震災の被災地〉で、2014 年には〈震災による津波で全壊し再建された日本で最初の美術史家 岡倉天心ゆかりの茶室である六角堂〉で、2015 年には〈原爆投下から70 周年を迎えた広島の原爆ドーム〉で、前述の様な主に震災や戦災に関連する場所を選び〈読経や資料の朗読〉と〈動く仏像としての舞踏〉からなるパフォーマンスを行い” Ceremony for‥” と冠し映像作品としてシリーズ作品化してきた。
それらのパフォーマンスは日本などの国々ではインターネット上の動画サイトで観覧する事ができる。
本展では「山水画」を想起させる美しい絶壁を望む風景で撮影したS-VA-HA メンバーの写真でギャラリーの外壁と内壁を包む。
しかしこの美しい砂浜の風景は実は2011 年に東日本大震災により発生した福島第一原発事故現場から50km の風景である。今も福島第一原発からは大量の汚染水が海に流され30km 圏内は人々の立ち入りが制限され、ゴーストタウンと化している。美しい海岸を望む50km 圏内の人々は事故発生後も日常の生活を営んでいる。
一見、美しい海は繋がっているというのに。
本質的な意味での、心の中で捉えるべき、” 東洋的な理想郷” とは何か。我々はそれをどこに尋ね、求めるかべきだろうか? 本展は〈” 現代美術” によるダークツーリズム〉という試みである。
その意味で自己批評的に〈東洋におけるある種の理想郷の代名詞〉である「シャングリラ」を展覧会タイトルにする事にした。
注記
本展覧会は本来、上海在住のヴェネチアビエンナーレ作家 陸揚とS-VA-HA の共作「Introspection」を中心に構成
する予定であったが MoCA パビリオンでの公開の許可が上海市から降りなかった。
唯一、許可の降りた広島原爆ドーム前でのパフォーマンスを元にしたS-VA-HA の映像作品である「70th
anniversary for HIROSHIMA after atomic bombing」が続いて作家側の制作意図に反し、中国国家主席が広島平和記念式典に出席していない事と関連付けられ公開許可が取り消された。
展覧会コンセプト原案 平林幸壽( 僧侶 / 美術家 /S-VA-HA)
展覧会コンセプト編集 TETTA( 美術家 /S-VA-HA)、川上秀行( 僧侶 / 美術家 /S-VA-HA)
S-VA-HA HP: svahajapan.wixsite.com/svaha
Shangri-la
この地域を探検し調査した内容を「ナショナル・ジオグラフィック」紙に寄稿し、それをインスピレーションソースに英国の小説家ジェームス・ヒルトンが1933 年に書いたのが小説『失われた地平線』である。
この小説に登場する僧院の名前から「シャングリラ/Shangri-la」は〈東洋におけるある種の理想郷の代名詞〉を意味する言葉として世界で用いられる様になった。小説中の僧院「シャングリラ」では長寿の僧侶や住人たちが西欧の思想、文学、新聞、雑誌を兼ね備えた図書館で研究している。
あるいは僧侶や住人たちはシャングリラの音楽室でショパンなどの西欧の古典音楽をピアノやハープで奏でる。またアメリカ製のバスタブ、欧米式のセントラルヒーティングシステムが備えられている。そして中国製の工芸品が調度品として飾られている。言い換えれば “東洋の秘境としてのヒマラヤ山脈にある小ヨーロッパ的なリゾート地”として小説中の「シャングリラ/Shangri-la」は描かれている。
一方、「シャングリラ/Shangri-la」には東洋の理想郷、リゾート地的なイメージに対し、「ダークツーリズム」という概念がある。
例えばドイツのアウシュビッツ収容所跡、ウクライナのチェリノブイリ原発跡地、ニューヨークのグラウンドゼロ、あるいはさまざまな震災の資料館など、歴史の中で我々人類が体験した負の痕跡を巡り、同じ歴史的過ちや災害の記憶を風化させない様に、失われた命と向かい合う為の観光の事を言う。
仏教現代美術グループS-VA-HA は2012 年の結成以来、2012 年と2013 年には〈2011 年に起きた東日本大震災の被災地〉で、2014 年には〈震災による津波で全壊し再建された日本で最初の美術史家 岡倉天心ゆかりの茶室である六角堂〉で、2015 年には〈原爆投下から70 周年を迎えた広島の原爆ドーム〉で、前述の様な主に震災や戦災に関連する場所を選び〈読経や資料の朗読〉と〈動く仏像としての舞踏〉からなるパフォーマンスを行い” Ceremony for‥” と冠し映像作品としてシリーズ作品化してきた。
それらのパフォーマンスは日本などの国々ではインターネット上の動画サイトで観覧する事ができる。
本展では「山水画」を想起させる美しい絶壁を望む風景で撮影したS-VA-HA メンバーの写真でギャラリーの外壁と内壁を包む。
しかしこの美しい砂浜の風景は実は2011 年に東日本大震災により発生した福島第一原発事故現場から50km の風景である。今も福島第一原発からは大量の汚染水が海に流され30km 圏内は人々の立ち入りが制限され、ゴーストタウンと化している。美しい海岸を望む50km 圏内の人々は事故発生後も日常の生活を営んでいる。
一見、美しい海は繋がっているというのに。
本質的な意味での、心の中で捉えるべき、” 東洋的な理想郷” とは何か。我々はそれをどこに尋ね、求めるかべきだろうか? 本展は〈” 現代美術” によるダークツーリズム〉という試みである。
その意味で自己批評的に〈東洋におけるある種の理想郷の代名詞〉である「シャングリラ」を展覧会タイトルにする事にした。
注記
本展覧会は本来、上海在住のヴェネチアビエンナーレ作家 陸揚とS-VA-HA の共作「Introspection」を中心に構成
する予定であったが MoCA パビリオンでの公開の許可が上海市から降りなかった。
唯一、許可の降りた広島原爆ドーム前でのパフォーマンスを元にしたS-VA-HA の映像作品である「70th
anniversary for HIROSHIMA after atomic bombing」が続いて作家側の制作意図に反し、中国国家主席が広島平和記念式典に出席していない事と関連付けられ公開許可が取り消された。
展覧会コンセプト原案 平林幸壽( 僧侶 / 美術家 /S-VA-HA)
展覧会コンセプト編集 TETTA( 美術家 /S-VA-HA)、川上秀行( 僧侶 / 美術家 /S-VA-HA)
S-VA-HA HP: svahajapan.wixsite.com/svaha
※詳細は各会場HP をご覧ください
❶ OPENING PARTY
2016 年12 月2 日[ 金] 17 :00 - 20: 00
会 場: MoCA パビリオン
会場HP http://www.mocashanghai.org/en/Present.aspx
❷ S-VA-HA×Lu-yang Parformance「 Inspection/ 内觀」
S-VA-HA と陸揚の共作映像、S-VA -HA のライブパフォーマンス、 天女に扮した男性ポールダンサー などによる
マルチメディアインスタレーションによるライブを一夜限定で発表します。
◉陸揚(ルーヤン/ Lu Yang )
❶ OPENING PARTY
2016 年12 月2 日[ 金] 17 :00 - 20: 00
会 場: MoCA パビリオン
会場HP http://www.mocashanghai.org/en/Present.aspx
❷ S-VA-HA×Lu-yang Parformance「 Inspection/ 内觀」
S-VA-HA と陸揚の共作映像、S-VA -HA のライブパフォーマンス、 天女に扮した男性ポールダンサー などによる
マルチメディアインスタレーションによるライブを一夜限定で発表します。
◉陸揚(ルーヤン/ Lu Yang )
ビデオアーティスト/ヴェネチアビエンナーレ2015 出展作家
http://luyang.asia
2016 年12 月2 日[ 金] 21:30 -
会 場: am art space (50B Fengxian Rd, Shanghai, China, 200041)
会場HP http://www.amspacesh.com/
http://luyang.asia
2016 年12 月2 日[ 金] 21:30 -
会 場: am art space (50B Fengxian Rd, Shanghai, China, 200041)
会場HP http://www.amspacesh.com/
❸ Workshop「三十三間堂project」
日本各地で千人以上の参加者が菩薩に変身しているTETTA のワークショップ「三十三間堂project」が
S-VA -HA バージョンで、ついに海外に進出します。
2016 年12 月3 日[ 土] 13:00 - 16:00
定員:15 名 ※要予約
会場:MoCA 上海 3F( 中国上海市黄浦区南京西路231 号人民公园7 号門内)
会場HP http://www.mocashanghai.org/
開催概要
展覧会名 S-VA-HA「 Shangri-la」
会 期 2016 年12 月2 日[金]~ 12 月18 日[日]
会 場 MoCA パビリオン(MoCA 上海サテライトギャラリー/ 中国上海市黄浦区南京西路231 号人民公园7 号門内)
開館時間 10:00 ‒ 18:00 (Last admission: 17:00)
観 覧 料 無料
主 催 MoCA 上海
協 力 MoCA 上海、国際交流基金北京事務局、Dragon Fine Arts
後 援 MoCA 上海
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by teta_bouddha
| 2016-11-30 00:55
| exhibition & more
【おしらせ】日本のHalloween 妖怪パレード「怪怪施食2016」
2016年秋-----
伊豆半島北部丹那盆地に位置する長光寺を拠点に新しいプロジェクトがスタートします!
日本のハロウィンやります!(なんと、菩薩も登場します)
長光寺アートラボでは、来る10月30日、
丹那盆地を舞台とした子どもたちによる妖怪パレード
怪怪施食(かいかいせじき)を開催します。
◼︎長光寺アートラボとは
伊豆半島北部丹那盆地に位置する長光寺を拠点に、伊豆の自然や地域に息づく知恵や風習を活かし、年中行事や伝統文化にアートなどの現代的な視点を組み入れ、遊びながら学ぶことができるようなイベント(祭り)を企画・運営する団体です。
怪怪施食
日本のハロウィンとも言える妖怪行列「百鬼夜行」に「施食(せじき)」という仏教行事を取り込んだ長光寺アートラボのオリジナル企画です。
このパレードのためにアーティストとともに妖怪のコスチュームを自作した子どもたちが、長光寺から酪農王国オラッチェまでを音楽家とともにパレードします。
パレードでは、全国各地のお地蔵さんで音楽を奏でる楽団、地蔵音楽団のメンバーが子どもたちにパレードを指揮し、音楽を奏でながら行進します。
オラッチェでは、長光寺住職柿沼忍昭と菩薩さまに扮したアーティストTETTAがお出迎え。妖怪たちを鎮めるために施食(せじき)の法要を営みます。
施食とは
餓鬼道で苦しむ衆生に食事を施して供養する仏教行事の一つで、施餓鬼会(せがきえ)とも言います。
今回は、菩薩さまが妖怪たちに、けんちん汁とご飯と漬物を振る舞います。地元野菜で作られた料理を食べて、妖怪たちは消えていきます。
施食本来の目的である、人々の「貧困からの救済」の教えを通じて子どもたちの命の教育につなげるのが怪怪施食なのです。
ぜひ、子どもたちの妖怪パレードを見に来て下さい!
☆パレード参加のお子さまも募集中です。
対象:小学生のお子様(3年生以下の児童は要保護者同伴)
イベントは2日間です。
❶妖怪の衣装を作るワークショップ(10月23日)
❷妖怪パレードと施食(10月30日)※雨天の場合は施食のみ
参加費:1,000円(2日間、イベント保険加入料込)
応募締め切り10月22日(土)
■応募方法は以下のリンク先の長光寺アートラボのHPのをご覧ください。
http://www.chokoji.jp/artlabo/
※2日間参加できる方を優先しますが、パレードのみの参加も可能です。たくさんの参加お待ちしております!
伊豆半島北部丹那盆地に位置する長光寺を拠点に新しいプロジェクトがスタートします!
日本のハロウィンやります!(なんと、菩薩も登場します)
長光寺アートラボでは、来る10月30日、
丹那盆地を舞台とした子どもたちによる妖怪パレード
怪怪施食(かいかいせじき)を開催します。
◼︎長光寺アートラボとは
伊豆半島北部丹那盆地に位置する長光寺を拠点に、伊豆の自然や地域に息づく知恵や風習を活かし、年中行事や伝統文化にアートなどの現代的な視点を組み入れ、遊びながら学ぶことができるようなイベント(祭り)を企画・運営する団体です。
怪怪施食
日本のハロウィンとも言える妖怪行列「百鬼夜行」に「施食(せじき)」という仏教行事を取り込んだ長光寺アートラボのオリジナル企画です。
このパレードのためにアーティストとともに妖怪のコスチュームを自作した子どもたちが、長光寺から酪農王国オラッチェまでを音楽家とともにパレードします。
パレードでは、全国各地のお地蔵さんで音楽を奏でる楽団、地蔵音楽団のメンバーが子どもたちにパレードを指揮し、音楽を奏でながら行進します。
オラッチェでは、長光寺住職柿沼忍昭と菩薩さまに扮したアーティストTETTAがお出迎え。妖怪たちを鎮めるために施食(せじき)の法要を営みます。
施食とは
餓鬼道で苦しむ衆生に食事を施して供養する仏教行事の一つで、施餓鬼会(せがきえ)とも言います。
今回は、菩薩さまが妖怪たちに、けんちん汁とご飯と漬物を振る舞います。地元野菜で作られた料理を食べて、妖怪たちは消えていきます。
施食本来の目的である、人々の「貧困からの救済」の教えを通じて子どもたちの命の教育につなげるのが怪怪施食なのです。
ぜひ、子どもたちの妖怪パレードを見に来て下さい!
☆パレード参加のお子さまも募集中です。
対象:小学生のお子様(3年生以下の児童は要保護者同伴)
イベントは2日間です。
❶妖怪の衣装を作るワークショップ(10月23日)
❷妖怪パレードと施食(10月30日)※雨天の場合は施食のみ
参加費:1,000円(2日間、イベント保険加入料込)
応募締め切り10月22日(土)
■応募方法は以下のリンク先の長光寺アートラボのHPのをご覧ください。
http://www.chokoji.jp/artlabo/
※2日間参加できる方を優先しますが、パレードのみの参加も可能です。たくさんの参加お待ちしております!
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by teta_bouddha
| 2016-10-20 19:38
| ivent
【募集中】2016.10.16 観音の里ふるさとまつり関連イベント「菩薩になって菩薩に会いに行こう!in高月」
10月の第3弾!
今年で32回目を迎える「観音の里 ふるさと祭り」に、三十三間堂プロジェクトがやってきます!
観音の里と言われている滋賀県長浜市の高月地区で、
菩薩講座で学び、菩薩に変身し、菩薩に会いに行く。そんな体験ができる素晴らしい企画です!
日 時:10月16日(日)12:00~(17:00終了予定)
定 員:20名
残10名
会 場:サンレイバ―高月
[MAP]
参加費:2.500円(仏像講座+菩薩メイク+撮影+菩薩ツアー)
※出来上がった写真は後日お送りします。
※バス費用含む
主 催:MediArt
◼︎タイムスケジュール
12:00-12:30(30min) 仏像講座
12:30-14:00(90min) 菩薩メイクアップ
14:00-14:30(30min) 菩薩顔写真撮影
14:30-16:00(90min) 高月菩薩ツアー
17:00 解散(予定)
今回のお散歩(高月菩薩ツアー)は
赤後寺→西野薬師堂→片山観音堂→渡岸寺観音堂の順番でバスで巡ります。
赤後寺には、
千手観音さんと聖観音さんの2躰が並んで安置されています。度重なる戦火のため、村人たちは観音様を守るために土の中、川の中に埋め守ってきたという歴史があります。そのためか、手首やつま先がなくなってしまったちょっと痛々しいお姿ですが、体幹のしっかりとした肉付きの良い体つきで包容力を感じさせます。厄を転じて利となす「転利(コロリ)観音」として親しまれていて、三回参拝すれば長患いせず極楽往生できるともいわれています。
西野薬師堂には、
平安時代に作られた十一面観音さんと、頭の形が少し変わった薬師如来さんがいらっしゃいます。ちょっと宇宙人みたい……。そしてこちらの薬師さんは、本来阿弥陀さんが結んでいる来迎印という手の形をしていますが、両手が後補のためのようで実際よくわかっておらず「伝薬師如来像」とされています。
片山観音堂は
山本山の中腹にあり、琵琶湖が見晴らせる絶好のロケーションです!こちらにいらっしゃる十一面観音さんは、西の琵琶湖の方向を向いていて、見下ろす形で安置されています。琵琶湖を行き来する漁船や人々を守っていると言われいます。ある嵐の日に、岩の上に立って右手で大津波を押し止め、村人たちを守ったという逸話もありますよ。
最後の渡岸寺観音堂の十一面観音さんですが、
日本全国に七体ある国宝十一面観音の中でも最も美しいとされる日本彫刻史上の最高傑作といわれています。私が「菩薩になる」というパフォーマンスをしたきっかけの方でもあります。大きな耳とう、頭の上のお顔たちも他の十一面観音より大きく全国的にも珍しい造りと言われています。整った大陸系のお顔立ちや、腰のくびれた見事なプロポーション。背中がとてもかっこいいので、背後からぜひ見て欲しいです。
MediArtさんとロケハンしてきました。内容はこちら→http://jp-ueda.com/archives/3090
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by teta_bouddha
| 2016-09-17 13:52
| 33PRJ+Workshop
【満員御礼】2016.10.15@福井 ワークショップ「仏像メイクで菩薩にへんしん!」
10月に行われるワークショップ第2弾!(第1弾は見送りになっちゃいましたが。。。)
2013年の春開催の福井市立郷土歴史博物館「麗しきチベットの仏たち」展から早3年。。。
福井で2度目の開催です!
特別展「福井の仏像」(10月14日から開催!)関連イベントとしてまたまた、菩薩に変身するワークショップ開催します!
いよいよ来年に迫った白山開山1300年を記念し開催される特別展「福井の仏像」についてはこちら
いよいよ来年に迫った白山開山1300年を記念し開催される特別展「福井の仏像」についてはこちら
◼︎イベント概要
日 時:10月15日(土)13時~17時
会 場:福井市立郷土歴史博物館 講堂
定 員:20名(先着順) 定員に達しました!満員御礼!!
参加費:2500円
申 込:福井市立郷土歴史博物館Eメールkyoudo@city.fukui.lg.jpで受付
※氏名、住所、電話番号を記入して送ってください
◼︎内容
1.仏像講座( 45分 )
美術作家TETTAによるわかりやすい仏像レクチャー。
2.宝冠選び( 10分 )
十種類の宝冠から自分の顔の形、雰囲気等から似合うものを選択。
3.メイクアップ( 90分 )
TETTAによるデモンストレーションメイク。
参加者も各自自分でメイクを施す。
4.耳とう( イヤリング )を装着し、顔写真撮影( 10分 )
ここでの写真は、後ほどシンメトリー合成をします。
5.そのままの姿で町中を散策( 60分 )
みんなで街を歩きながら、変身の効果を楽しみあいましょう。
撮影スポットをさがして、面白い写真をたくさん撮りましょう。
6.アンケート&メイク落とし( 10分 )
変身してみどうだったか、それぞれの感想を共有。
【持ち物】
フェイスタオル、仏像効果の出そうなストールなどの衣装、女性は自身の肌に合うファンデーション(女性の方は予め下地をを作って参加していただければ結構です)、メイク落とし(シートタイプ)、化粧水等
前回の開催は、福井駅前が北陸新幹線のオープンに向けて開発中でした!
現在どんな風景になっているかも楽しみですね!以下、前回のお写真
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by teta_bouddha
| 2016-09-16 22:06
| 33PRJ+Workshop
仏のための仏による仏
by teta_bouddha
カテゴリ
biographyexhibition & more
33PRJ+Workshop
TETE ART×EAT
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